第4回ミジンコ合宿・観察サンプル

今回撮影したものものからいくつかご紹介します。

【海のカイアシ類・ヒゲナガケンミジンコの仲間】

MC3_SAM1いつもながら最も個体数が多いのはケンミジンコの仲間です。動きが速いので撮影は難しい対象です。

【ミジンコ:】

現地採集ではなく坂田さんが自宅からもってきたものです。何も海まで行ってミジンコを見なくてもと思われるかもしれませんが、AxioImagerA2の低倍用暗視野コンデンサーを使えるのは年に一度。普段使っている顕微鏡と見比べるのも合宿の重要な課題の1つです。
今回はオスとメスのツーショットを記録。顕微鏡では大きなものを見る方がより性能が求められることもあるのです。

【巻貝の幼生】

MC3_SAM3

【ウミホタル】

2000年頃に一度15分番組を作ったことのあるウミホタル。当時はSDでの撮影だったのでぜひハイビジョン以上のクオリティでルシフェリンの青い光を記録したいと思っているのですが、当時の採集場所は工事のため現在では見つからず。機会があれば採集ビンを海に投げ込んでいます。
今回は数も少なくて発光撮影には至らず。動きが速いので持ち帰って形体のみ写真で残しました。