顕微鏡観察シリーズ|アミメネコゼミジンコ(Ceriodaphnia reticulate)

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【分類と形体】

アミメネコゼミジンコはミジンコ(Daphnia pulex)と同じミジンコ科(Daphniidae)ですが属ではネコゼミジンコ属(Ceriodaphnia)に分けられています。
体長はメスで0.6~0.7mmほど。
「アミメ」と呼ばれますが私が観察した限りでは他のミジンコにも網目構造はあるので、なぜわざわざそう呼ばれるのか気になるところです。

また猫背と呼べるのか何とも言えませんが背中のクビレが分類の手がかりとして重要なポイントになります。

【休眠卵】

休眠卵は左右に1ずつ。色はオレンジです。
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YouTube動画サンプル

コンテンツ詳細

撮影・編集 忍足和彦
観察機材 顕微鏡(明視野/暗視野)・実体顕微鏡
更 新 2015年2月5日
参考資料 日本産ミジンコ図鑑(共立出版)
日本淡水産動植物プランクトン図鑑(名古屋大学出版会)
日本の淡水プランクトン(合同出版)
坂田明さんのホームページ:http://www.akira-sakata.com/daphnia/

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