顕微鏡観察シリーズ|ヒルガタワムシの仲間

  • ヒルガタワムシ

水槽に田んぼの土や水草を入れておくといろいろな生きものが複雑な関係を保ちながら生活するようになります。
水草の表面やすくった土を顕微鏡で観察するといろいろな微生物に出会います。

ワムシとは

ワムシは先端に車輪のような形をした輪盤があることからワムシ(=輪虫)と呼ばれます。

ヒルガタワムシ_2

ヒルガタワムシ

ワムシの仲間の多くには殻がありますが(左)、ヒルガタワムシ(右)には殻がなく名前の通りヒルのように伸び縮みします。
輪盤には繊毛がありこれを激しくて泳ぎます。
輪盤には収納可能で身体の中に入れたり出したりしています。

参考文献

日本の淡水プランクトン(合同出版)
日本淡水産動植物プランクトン図鑑(名古屋大学出版会)

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