番外編:ミジンコネットで採集!

TeamMijinco御用達のミジンコネット(2019.1.11)


ミジンコを採集する道具と言えばプランクトンネット。でも研究目的ではない遊びにはオーバースペックかつ高価格。おまけに田んぼように水が浅く稲を避けるところでは使いずらいという欠点もあります。そこで開発されたのがミジンコネット。なんのことはない棒の先に金魚用の網を先につけただけですが、実際にはこれで十分。今ではチームミジンコの全員が所有し、各々が少しずつ改良も重ねています。

【ミジンコネットの基本形】

鈴木さんが見つけてくれた竿は釣りのたも網として使うもの。軽量ですが伸ばせば2メートルで、先端がM1/2インチのメスになっているのがポイントです。
写真のようにボルトとナットに結束バンドで好みの網を固定すればバリエーションも自由自在。私は金魚用の大と中、メダカ用を工作。さらに昆虫用のネットもM1/2なのでプランクトンだけでなく昆虫にも対応します。

【網を1つに絞るなら】

これは鈴木さんの発展形。折りたたみ式にすることでよりコンパクトにまとめることができます。

【オススメ小道具】

採集したミジンコは一度トレーに移してチェックしますが、この時にきれいな水を汲むビーカーか予備のボトルが必要になります。持ち帰るためペットボトルなどに移すには漏斗などが必要ですが、角形のトレーにしておけば漏斗が省略できます。できるだけ端の細いものが入れやすいです。
コプルーペがあればおおまかに種類を確かめられ、暑い季節には保冷材もあると安心です。

【ミジンコネットの始まり・第二回ミジンコ合宿2015】

元はと言えば田んぼのミジンコを見た坂田さんが「もっと遠くのミジンコを採りたい!」と言い出したのがきっかけでした。その時に使ったのはビニール傘で網をガムテで固定しました。

【現地調達もあり】

公園なら必ず木の枝があるはずと現地調達しましたが、常に適当なものがある保証もなし。やはり自分の使いやすいものを持って行った方が良いですね。皆さんもこんな遊びはいかがでしょうか。