撮影スタイル|出張撮影について

グレンデルのスタジオで撮影できない時は出張撮影もお引き受けいたします。(2015.4.1)

【ケース1:顕微鏡をお持ちする場合】

出張撮影ではメインとして使っているAxioplanを使えないため、いくつかの制限が出てしまいます。 一つは光学系です。位相差は使えませんし、偏光も画質が落ちます。 もう1つは動画におけるサイズの制限です。顕微鏡のレンズは5、10、20、40、100倍と中間が開いてしまいます。静止画ならトリミングで対応できますが動画では画質が落ちてしまいます。もちろん4Kで撮影できますのでHDサイズでの編集であればある程度の画質は維持されるはずですが。 費用に余裕がおありならレンタルで対応できる場合もございます。

【ケース2:接写システムをお持ちする場合】

基本的にスタジオで使っているものをお持ちします。ただし小道具全ては持ち込めませんのでちょっとしたことができなかったり時間がかかることがあるかもしれません。

【ケース3:顕微鏡をご用意いただきカメラだけお持ちする場合】

以前「とある研究所で使っている顕微鏡で微速度撮影して欲しい」と依頼されたことがあります。 被写体については先方の方が詳しかったので撮影用のプレパラート作りのポイント、保温装置についてだけアドバイスさせていただきました。 グレンデル使用しているものとは違うメーカーの顕微鏡だったのでアダプタを手配。カメラと微速度装置を持ち込んで臨み撮影は無事終了。撮影データはこちらで動画に変換して納品させていただきました。

【ケース4:すべてそろっているところでのセッティング】

顕微鏡観察イベントでセッティングとプレパラートの作成だけを依頼されたこともあります。 顕微鏡を箱から出して組み立ててカメラを取り付け。さらにプレパラートを作ってモニター出力するというものでした。工具も揃っていることが分かっていたので身体一つでの出張でした。