撮影スタイル|カメラの選択

【なぜPanasonicLumixGH4か?】

顕微鏡メーカーではコンピュータ制御に対応するなど専用カメラを販売しています。しかし単に高画質の動画、静止画を記録するだけなら必ずしも良いことばかりではありません。現在の一眼レフカメラにメリットがあると考えています。 その中でもLumixGH4は「マイクロフォーサーズのセンサーを採用」により拡大率が稼げること、「4K収録」への対応、「長時間撮影」への保証、「電子シャッターの採用」による静止画記録への安心、「モニター出力」でのフォーカス・露出チェックが可能であるなどのメリットがあります。

【顕微鏡に取り付けるカメラの変更】

グレンデルが最初に導入した一眼レフカメラはEOS5Dmark2であり、NEXシリーズも試してきました。総合力でLumixを選択しましたが「高解像度」「高感度」が必要な撮影であればもちろん他の機種は有効です。 NEXのEマウントについてはマウントがありますのでカメラを持ち込んでいただければ撮影は可能ですが、専用に工作したマイクロフォーサーズと同等ではありません。どうしても必要な場合はご相談ください。 これまでに「業務用の高性能カメラでの撮影は可能か?」というご質問をいただいたことがありますが、顕微鏡撮影ではカメラは三眼鏡筒の上に取り付けることになりますので重量のあるカメラの接続はお断りしております。

【接写に使うカメラの選択】

グレンデルの接写のポイントは専用レンズとCanonFDマウントのアダプタの組み合わせにあります。マイクロフォーサーズの他にはCanonEFマウントからも変換可能です。これ以外のカメラでもFDマウントへの変換をご用意いただければ対応可能です。

【注意! カメラの持ち込みについて・センサーの汚れについて】

顕微鏡撮影や接写で気を付けなければならないのはセンサー汚れです。通常のレンズを使って問題ないと思っても顕微鏡に取り付けたら画面にゴミが写ってしまうことがあります。 持ち込まれたカメラでこのようなことが起きてもこちらでは対応できませんのでご注意ください。

(2015.4.1)