グレンデルの仕事2:ミクロ・マクロ撮影

かつては顕微鏡微速度撮影を駆使した映像制作が「医学もの」などと呼ばれ短編映画の一部門として成立していました。私もそのような仕事に関わり演出、撮影の技術を学びました。
ただし当時のテーマは製薬にかかわるものがほとんどでした。私自身はもっといろいろな生きものの姿を見たいと考えており顕微鏡を使ったミクロの世界、接写システムを駆使したマクロの世界がもっと広がればいいと願っています。

【顕微鏡を使ったミクロの世界】

私が使うのは光学顕微鏡です。単に倍率を上げてものを見るなら電子顕微鏡にはかないませんが、生物を生きた状態で観察することができます。
またライティングに自由度があるのでミクロの世界にいろいろな表現ができるようになります。

【顕微鏡と一般的なカメラの間を埋めるマクロ撮影】

顕微鏡には極端に低倍のレンズもありますが、本来の性能を発揮する対物レンズは5倍あたりからと考えます。その条件で映し出される映像は横幅で3mmくらいになります。
また一般的な一眼レフカメラのマクロレンズでは等倍という言葉が示すように横幅は36mmとなります。マイクロフォーサーズのセンサーでもこの2倍が目安です。
その中間を埋めるのがマクロ撮影です。かつては専用のマクロシステムがありましたが主に静止物を対象としたもので動画には不向き。グレンデルでもかつては実体顕微鏡を使った簡易な方法から始めましたが画質には不満がありました。
現在はマクロ専用レンズを増やし専用のシステムを組んでいます。