生きもの観察:オオカマキリの観察(2015.10.25)
使わなくなった畑を再生するための草取りのお手伝いをしているといろいろな昆虫が追われて出てきます。オオカマキリもその1つです。
【卵鞘を採集】
10月も下旬になればそろそろ産卵も終えているはずと思いながら草取りをしていると卵鞘が見つかりました。帰りがけにももう1つ、先日の稲刈りの時に見つけたものを合わせて計6個を確保しました。
【卵鞘】
今までカマキリの子供が卵鞘から出てくる瞬間を生で見たのは1回だけ。来年の観察~撮影を目指して念のためビニール袋に入れて春を待つことにします。
もし来年もスズムシが大量に孵化してくれたら…。
【後日談】
翌年の春を待ちましたが1つとして孵化しませんでした。これまでも何度かカマキリの卵鞘を確保して孵化して出てくる様子を撮影しようとビニール袋で保管したことがあるのですが、こんなことは初めてです。
ちなみにこれまでは気付いた時にはビニール袋が幼虫で一杯! 撮影できたことはありません。
撮影・編集 | 忍足和彦 |
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使用機材 | ビデオカメラ+クローズアップレンズ、マクロシステム、顕微鏡など |