これで使える顕微鏡・上級編(15):鏡筒いろいろ

初心者が顕微鏡に慣れるまでは単眼鏡筒を薦めますがそれをクリアーした方々は両目で見た方が自然です。観察だけでよければ双眼鏡筒で足りますがきちんとした撮影もしたければ三眼鏡筒が必要です。なかなか思うようなものが手に入るとは限りませんが紹介しておきます。(2020.5.5~)

【両目で見る時の基本操作】

どこにでも書いてありますが念のため。人は一人一人目の幅が違います。顕微鏡はそれに合わせるように調整できます。V字で開閉するものや直線状にスライドするものがあります。
目の幅が合ったら次は視度の調整です。両目のピントを合わせます。左右両方で調整できるものもありますが、そうでなければまず動かない方を覗きながらフォーカスを合わせます。次に反対の接眼レンズにもフォーカスが合わせます。両目で自然に見えるようになるには努力が必要ですが慣れるしかありません。

【三眼鏡筒の振り分けいろいろ】

三眼鏡筒にはいろいろなタイプがあります。
・左)双眼:撮影(?)=?:?
・中)双眼:撮影(U)=0:100、?:?、0:100
・右)双眼:撮影(F)=0:100、0:100など
左は常に光を双眼とカメラへの振り分けていています。どちらかに切り替える部品がない分だけ軽く持ち運びにはベストです。中は3段切り替え、ものを見ながら撮影したり、少しでもシャッタースピードを上げたい時には光をすべてカメラに送ることができます。右は2段切り替えですがカメラ側が対物レンズの真上にありプリズムを通さない分だけ高画質が期待できます。

【三眼鏡筒とカメラアダプタ】

三眼鏡筒を手に入れる前に適当なカメラアダプタがあるかどうかを調べておく必要があります。
具体例は別に「これで写せる顕微鏡(工事中)」でお話しします。
上の写真を見てお気づきかもしれませんが双眼傾斜角(接眼レンズの取付角)には30度のものと45度のものがあります。ここでは専用アダプタを使わず自分で工作するときにはこの角度が影響することがあります。

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