これで写せる顕微鏡(03):メディアの選択・動画撮影用SDカード

あるイベントで私が頼まれたのは顕微鏡とカメラを持ち込んで観察しているものをモニターに映して見せること。すると担当者が「せっかくだからこれを動画として残したい!」とSDカードを渡されました。ところがカメラに入れてボタンを押しても録画できません。スペックが足りなかったのです。
ここでは現在もっとも使われているSDカードについて簡単に説明します。

(2020.8.18~)

【SDカードのスペックと表記】

SDカードには「書き込み速度」「読み込み速度」が示されていますがこれは「最大速度」です。でもビデオ撮影では常に一定の書き込みが続けられていなければなりません。
SDカードにはたいてい「○○MB/s」と表記されていますがカメラでは「○○Mbps」となっています。違いは「B」と「b」ですがこれは「1Byte=8bit」から換算します。

【ビデオ規格では】

SDカードには「UHS規格」と「V規格」があります。
UHS規格では「U」の字の中に「1」「3」と書かれたものがありそれぞれ「10MB/s(80Mbps)」「30MB/s(240Mbps)」を意味しています。
V規格では「V30=30MB/s=240Mbps」「V60=60MB/s=480Mbps」となります。

【通常の4K動画記録までならV30で十分】

私の使っているLumixGH5には「4:2:2 ALL-I 400Mbps(=50MB/s)というモードがあってここまでいくとV60クラスのSDカードが必要になりますが、それ以外は200Mbps(=25MB/s)以下なのでV30で足りることになります。
高画質を求めたり将来も考えるならV60以上が必要ですがこのクラスはお値段もだいぶ上がります。そのあたりも考えて選んでみてください。

【高速連写さらに高スペックが求められる】

これが写真で連写するとなるとさらに高速のものが求められます。カメラによって最大解像度や連写速度も違い、JPEGかRAWデータかでも必要なカードは違ってきます。
このあたりは得意分野ではないので特に書きません。私は動画記録用のカードで撮れる範囲で写真を撮影しています。

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