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ゾウリムシ
概要
分類:繊毛虫門・・・ゾウリムシ属
学名:Paramecium cauditum
大きさ:170〜300μm
特徴
ゾウリムシは入手しやすく比較的大型で見つけやすいプランクトンの1つである。全身の繊毛が見やすいだけでなく単細胞ながらも口、食胞、収縮胞といった器官が観察できる(条件次第では核も見える)。小学校の教科書でもっとも取り上げられるものの1つであり大学では理系学生の基礎実習の教材として使われるものの1つでもある。
撮影者コメント
観察だけならいろいろな構造を見ることができるが撮影するのは難しい面もある。フレッシュな個体は泳ぐのが速く、からだが捻れている上に各器官が立体的に配置されているため1枚の写真にすべての器官を写し込むことは困難である。私もあれこれチャレンジしているがまだ方法論が確立できていない。とはいえどこにでもいる代表的なものなのでとりあえず載せておいてよりよく撮影できたら差し替えるかと…。
ゾウリムシの動きを抑えるために粘液(メチルセルロースなど)を使うとよく紹介されているが毒性があって健康状態が長時間維持されない。ゾウリムシの立場で考えると試薬など使わなくてもある程度落ち着かせる方法はあるものだ。
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