イベント1:顕微鏡像の上映〜観察について

これまでいろいろなイベントで顕微鏡像をご覧いただいてきました。1つはカメラを取り付けることによるモニターへの投影。そして直接観察です。(2023.2〜2026.5)

【簡易イベントでは出前スコープ】

顕微鏡は精密機器なので持ち出せるものには制限も出てきます。また大掛かりになるとイベント担当者も搬送等の手間や費用もご負担いただかねばなりません。
そこで一般的なプランクトン観察等で光学性能を維持しながらもコンパクトにまとめた出前スコープで対応させていただいています。展示内容にもよりますがカメラバッグまたはキャリングケースで運べます。

【出前スコープの光学性能】

出前スコープのボディは学生実験レベルですが光学部分は研究用に交換しています。対物レンズはNikonCFPlanApoとFluor、それに合わせたCF接眼レンズ、コンデンサーもAchromatです。普段は見られない画質に多くの場で好評いただいています。
明視野の性能はもちろんのこと簡易暗視野、簡易偏光、位相差までは対応可能です。

【それ以上となると…NikonOptiPhotで】

出前スコープではいくつかのコンデンサーが使えません。透過光が使えず金属顕微鏡が必要な場合はOptiPhotを使います。ただしサイズと重量から搬送は宅配便か車両が必要になります。

【上映用モニターと直接観察】

顕微鏡を覗けるのは一人だけ。より多くの方に楽しんでいただくためにはモニターが必要になります。
顕微鏡像を出力するカメラは一眼レフなので通常はHDMIで受けられるモニターをご用意いただいています。

【フィールド対応】

屋外で採集したものをすぐに顕微鏡で見たいというリクエストをいただいたこともありますが本来は埃を嫌う精密機器。先にお話しした顕微鏡および光学部品を持ち出すことはお断りしています。
少々光学性能は劣りますが屋外専用機をすでに実践投入しており顕微鏡教室で使う大学理学部の実習レベルの光学性能は確保しています。(ただいまもうワンランクアップに向けて準備中)
顕微鏡の照明とカメラ、小型モニター(液晶18インチ)はバッテリーで動作します。ただしより多くの人に見せるための大型モニターが必要な場合は電源を合わせてご準備いただく必要があります。
ちなみに最近はモバイルバッテリーの小型化も進んでいるのでそれを利用したイベントもありました。

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